2023.03.25 時点の投稿
短期投資のメリット・デメリット-短期投資のおすすめ方法もご紹介
- Bankersの潮流
近年はさまざまな投資方法が確立されていて、おすすめされる手法も増えてきました。
そんななかでも短い期間で投資を完結させる「短期投資」は、損失リスクを軽減できるほか、今話題のソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)でも実現できることから注目度を高めています。
こちらでは短期投資のメリット・デメリットと、ソーシャルレンディングを活用した短期投資方法を紹介します。
短期投資とは
短期投資とは、その名の通り短い期間だけ投資を行い、利益を確定させる投資方法です。
数年以上の期間をかけて投資を続ける長期投資とは違い、だいたい1年未満で投資を終了させるのが特徴となっています。
短期間で投資が終わるためリスクが少なく、さまざまな企業や案件に投資を繰り返して経験を積むことができる点が魅力です。
商品の値動き次第では、短期投資でも売買差益(キャピタルゲイン)によるそれなりの利益を得られる可能性もあるため、投資をはじめるのならぜひ試してみたい投資方法となるでしょう。
短期投資のメリット
短期投資には、ほかの投資方法にはない多くのメリットがあります。
以下を参考に短期投資ならではのメリットを確認し、運用方法や投資時のポイントをチェックしておきましょう。
損失リスクを抑えることができる
短期投資は保有期間を短く設定する投資方法であるため、損失リスクを低く抑えられるメリットがあります。
短期投資であれば投資を行ったときと売却するまでの環境が大きく変化するケースは少ないため、大幅な価格の下落や企業の倒産といったマイナス要素が発生する可能性は低いです。
投資におけるリスクと遭遇する機会が少ないので、損失を回避した安定重視の投資が行えるでしょう。
投資した商品を保有する期間が長いほど、商品価値の暴落、投資先企業の倒産、家庭の経済環境の悪化などといったリスクに見舞われる可能性が高まります。
その点、短期投資はすぐに保有している商品を手放して利益や損失を確定させるスタイルなので、そのときに合った臨機応変な投資を行えるのがメリットです。
損益の確定までの時間が短い
短期投資は、損益が確定するまでの時間が短いというメリットもあります。
すぐに利益を現金化できるので、投資した資金を手元で管理しやすいです。
損益を確定したあとは、投資を続けるのも生活費に使うのも自由なので、ストレスを軽減して気楽に投資を楽しめるでしょう。
逆に長期投資は実際に投資をしてから利益を確定するまで、数年規模の時間がかかります。
投資中は仮に利益が出ているとしても、実際に使える資産として確保できるわけではないので、「いつ暴落するか分からない」といった不安を払拭できません。
そのため投資に対して強いストレスを感じやすく、心理的な負担を抱える問題があるのです。
なるべく投資で心をすり減らしたくない場合には、短期投資で損益の確定期間を短く設定するのがおすすめです。
同じ元手で何回も投資可能
短期投資は多少でも利益が出ている限り、同じ元手で何回も投資にチャレンジできます。
同じ元手を使って利益の出そうな銘柄に乗り換えることもできるので、そのときに1番魅力的な商品に投資ができるでしょう。
もちろん、最初の元手に、その元手から得られた利益を上乗せすれば、元手の金額をどんどん増やしていけます。
元手が増えればそのぶん利益も大きくなる可能性も高まりますので、少しずつ利益率を高めていけるのも短期投資のメリットです。
中長期の投資中は、仮に新しく投資したい商品を見つけても、今投資している元手とは別の資金源を用意しなければなりません。
投資先が増えればそれだけ管理も大変になるので、時間と手間がかかる結果になるでしょう。
そのため同じ元手を繰り返し利用できる短期投資の方が、安全かつ手軽に投資ができます。
短期投資のデメリット
短期投資は多くのメリットがある一方で、デメリットに値する要素もあります。
以下からは短期投資のデメリットを紹介するので、対策や回避方法を考えてみましょう。
売買手数料などのコストがかさむ
短期投資は複数回の売り買いを繰り返す投資方法であるため、売買手数料などのコストがかさんでしまうというデメリットがあります。
売買手数料は基本的に売り買いをするたびに発生するため、短期投資ほど負担が大きくなりがちです。
利益額と売買手数料の比率によっては、ほとんど利益が残らない、もしくは手数料でマイナスになるケースもあります。
事前に必要な手数料を確認し、どの程度の利益があれば損失にならないのかを計算しておきましょう。
大きな利益を得られにくい
短期投資は損失リスクの少ない投資方法ですが、そのために大きな利益も獲得しづらいというデメリットがあります。
細かく売買を行って少額の利益を獲得する手法なので、まとまった利益の獲得につながるケースは非常に少ないです。
投資による利益を高めたいのなら、短期投資は不向きな方法になるでしょう。
また、短期投資はすぐに商品の権利を手放してしまうため、株主優待や配当金を獲得できないことも多いです。
中長期前提の株式投資ならではのメリットを得られない点も、事前に確認しておきましょう。
短期投資がしやすい融資型クラウドファンディングとは
短期投資で利益獲得を狙うのなら、ソーシャルレンディングとも言われる融資型クラウドファンディングの利用がおすすめです。
融資型クラウドファンディングは利回りが相対的に高く、償還までの期間が短い投資案件(ファンド)も多いので、短期投資がしやすいという特徴があります。
この機会に以下を参考に、融資型クラウドファンディングと短期投資の相性の良さを確認してみましょう。
投資期間を選べる
融資型クラウドファンディングには多くのファンドがあり、なかには1年以内で元本が償還されるものも珍しくありません。
半年の運用期間を前提としたファンドもあるため、さまざまな投資期間から自分のスタイルに合ったものを選べるでしょう。
短期投資を可能とするファンドが豊富な点は、融資型クラウドファンディングをおすすめする理由のひとつです。
もちろん融資型クラウドファンディングには1年以上の中長期のファンドも豊富なので、短期投資以外の手法にも挑戦できます。
短期投資でコツコツ獲得した利益を中長期投資の元手にして、投資期間の長いファンドを試してみるのもひとつの手法です。
短期投資でも利益を得られる
融資型クラウドファンディングは、ほかの投資方法と比較して短期投資でも利益を得やすいのが特徴です。
一般的には投資期間が短いと損失のリスクが低い代わりに、利益に直結する利回りが低く設定されてしまいます。
しかし、融資型クラウドファンディングに関しては全体として比較的高い利回りになっているので、短期投資でも十分な利益獲得につなげられるのです。
融資型クラウドファンディングの利回りは、年率5%を超えるファンドも珍しくありません。
投資したら償還を待つだけで手軽
融資型クラウドファンディングは、投資後に手間がかからない点でもメリットがあります。
短期投資では値動きをこまめにチェックしたり、売買の確定を行ったりといった手間がかかるのが一般的です。
その点、融資型クラウドファンディングは1度投資を実行してしまえば、あとは償還のタイミングを待つだけとなります。
特別な作業は必要ないので、手軽に短期投資を行えるでしょう。
短期投資を繰り返して利益獲得を目指す場合には、ちょっとした手間でさえストレスになりがちです。
融資型クラウドファンディングのように投資後に何もしなくても問題ない投資スタイルこそ、短期投資に向いていると言えるでしょう。
短期投資をしたいならソーシャルレンディングで投資しよう!
短期投資には、リスクの低さや損益確定までの期間の短さなど、さまざまなメリットがあります。
短期間で投資が終了するため精神的な負担も少なく、初心者でも気軽に挑戦が可能です。
中長期投資にはない魅力が多数あるので、この機会に短期投資による手法を試してみてはいかがでしょうか。
短期投資を実行する際には、融資型クラウドファンディングの活用がおすすめです。
ファンドを通じて融資先の企業やプロジェクトに出資ができる融資型クラウドファンディングでは、短期投資に向いているファンドが多数あります。
さまざまな期間のファンドを選定できるので、きちんと利益を狙った短期投資を行えるでしょう。
短期投資に興味があるのなら、同時に融資型クラウドファンディングのことも調べて、今話題の投資方法の魅力を確認してみてください。
【Bankers認定金融ライター】
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