2024.12.05 時点の投稿

【ファンド徹底解説!】「【米ドル建て】【最終貸付先分散型】Helicapアジア・ハイイールドローン・ファンド」の投資先をご紹介!

  • Bankersの潮流

Bankers(バンカーズ)グループでは、2024年9月6日より「【米ドル建て】【最終貸付先分散型】Helicapアジア・ハイイールドローン・ファンド」の販売を開始し、シンガポールのプロ投資家向けのファンドに、1万円から投資できる機会をご提供しております。また、当ファンドは3カ月ごとに分配を行います。

 

今回は、同ファンドの投資先であるシンガポールの投資運用業者 HELICAP INVESTMENTS PTE. LTD.(以下、「Helicap社」といいます)および、同社が運用するプライベート・クレジット・ファンド HELICAP INCOME OPPORTUNITIES FUND(以下、「HIOF」といいます)についてご紹介いたします。

 

Helicap社について

Helicap社グループ共同創業者・現経営メンバー

Helicap社グループ共同創業者・現経営メンバー

 

Helicap社は、David Z Wang氏、Quentin Vanoekel氏、Jeremy Tan氏という投資銀行、証券会社、資産運用などのバックグラウンドを持つ3名の金融プロフェッショナルによって、2018年に設立されたシンガポールの投資運用会社です。

 

Helicap社の社名は「ヘリコプター・キャピタル」(Helicopter Capital)の略語に由来しており、独自のデータ分析モデルを駆使し、上空から眺めるようにアジア太平洋地域の成長企業を観察する同社の視点を表しています。

創業以来、Helicap社はプロ投資家を対象に、東南アジアの金融事業者を中心とした投資機会を提供しています。独自開発した先進的なITシステムを活用して与信審査や債権管理を行っており、これまでに150以上の投資・貸付案件を実行し、累積投資額は公表ベースで約600億円超(1ドル150円換算)、デフォルト率0%という安定した運用実績を誇っています。

このような実績が評価され、日系のクレディセゾングループをはじめ、大手ベンチャーキャピタルや投資運用会社などから出資や運営支援を受けています。また、シンガポールの政府系ファンド傘下のテマセク・トラストや国連資本開発基金(UNCDF)とも協力し、東南アジアの金融包摂(経済活動に必要な金融サービスの普及を促進する活動)をテーマにした社会的インパクトレポートの発表にも取り組んでいます。

 

プライベート・クレジット・ファンド HIOF について

プライベート・クレジット・ファンド-HIOF-について

(出所)Helicap社資料

 

次に、Helicap社が運用するプライベート・クレジット・ファンド HIOFについてご紹介します。HIOFは、企業向け貸付を中心に運用されており、貸付対象は、主にアジア地域でIT技術を活用した新しい金融サービスを提供し、個人や中小企業向けのレンディング事業を行うフィンテック企業となっていることが特色です。

企業向け貸付で運用されるため、株式や投資信託のような値動きが少なく、運用が開始された 2018年6月から2023年12月までの5.5年間における平均年率9.9%(範囲: 9.12%~10.84%)という安定したパフォーマンスを示しています。

また、当ファンドは3カ月ごとに分配を行いますので、短期間で定期的に分配金をお受け取ることができ、ご出資いただいたままで運用成果を実感しやすい点も特長です。

 

リスク分散型ファンドの魅力と収益性

HIOFは2024年9月末時点で、インドネシア、フィリピン、カンボジア、バングラデシュ、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、の8カ国にわたり、16のフィンテック企業などに分散して貸付を行っています。貸付対象は、個人向けローン、中小企業向けビジネスローン、リース、後払い決済サービス(BNPL)など多岐にわたり、個別企業や単一国・市場のリスクに影響を受けにくいというメリットがあります。

また、HIOFはシニアローン(有担保貸付)という、債務者からの回収力が高い運用手法を採用しており、コロナ禍を含む経済的逆風の時期においても、年率9%以上のパフォーマンスを維持してきました。株式や債券など他の市場との連動性が低いため、ポートフォリオ全体のリスク分散にも寄与します。シャープレシオ(ファンドの効率性を示す指標)も9.58(2024年9月時点)と高く、安定したパフォーマンスを持続しています。

このように、最終貸付先の分散、安定した運用実績、市場の連動性が低いことから、長期的な資産運用をお考えの方にとっては有力な選択肢となるでしょう。

 

東南アジアの金融包摂市場

HIOFが主に投資している東南アジアでは、銀行セクターが未成熟であり、個人や中小企業の金融サービスへのアクセス不足が指摘されています。約4億人の成人人口のうち、銀行口座を持ち、融資や保険などのサービスを受けられるのは約1億人に過ぎず、残り3億人以上は金融サービスを享受できておりません。また中小企業の資金需要に対して供給が約5,000億米ドル不足しています。

東南アジアには、銀行に代わって個人や中小企業の基礎的な金融アクセスの普及を支援するノンバンク(銀行以外の金融事業者)が約35,000社存在しています。しかし、そのうち十分な資金調達ができているのは一部に限られます。HIOFは、このようなノンバンクのうち、IT技術を活用した新しい金融サービスを提供するフィンテック企業を厳選して貸付を行っています。

(Helicap社資料より)

 

プロ投資家向けファンドへの投資機会のご提供

HIOFのもう一つの特徴は、シンガポールの富裕層や機関投資家を主な対象とした、プロ投資家向けファンドであることです。このようなアジア地域の有力プライベート・クレジット・ファンドに、日本にいながら少額から投資できる機会をご提供しています。この機会に、ぜひご投資を検討いただければ幸いです。詳細はファンド募集ページをご覧ください。

 

また、Helicapグループの紹介動画をYouTubeにて公開しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

▽動画詳細はこちら

 

 

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