2025.02.07 時点の投稿
【企業徹底解説!】和旋株式会社代表者インタビュー
- Bankersの潮流
Bankers(バンカーズ)では、2025年2月より和旋株式会社(以下「和旋(わせん)」)を借手とする「自由が丘不動産担保ローンファンドシリーズ」の販売を行っています。
和旋についてより深くご理解いただき、今後、同社の不動産担保ローンファンドシリーズを多くの投資家の皆さまにご愛顧いただくため、Bankers取材班は和旋代表の湯澤博氏にインタビューを実施しました。
創業の経緯や、和旋の強み、今後の展望について詳しくお話をうかがいましたので、ぜひご一読ください。
和旋本社が入居するビル(麻布台)
和旋株式会社について教えてください
和旋株式会社は2011年に創業した不動産担保ローン会社で、現在では特に外国人投資家向けの融資に力を入れています。設立当初は住宅ローン「フラット35」の代理店業務を主に行っていましたが、2021年に貸金業の登録を受けて不動産担保ローン事業を開始し、2024年には不動産事業にも参入しました。
本社は国際色が豊かな東京都港区麻布台にあり、周囲には大使館や外資系企業、インターナショナルスクールなどが多く、日本在住の外国人投資家とも深い関係を築いています。
また、和旋は不動産担保ローン業者としては珍しく、日本語・英語・中国語・ベトナム語に完全対応しており、創業から14年目を迎え、多くの外国人投資家の日本市場における資産運用戦略を融資という形でサポートしてきました。
代表の湯澤氏
和旋の特徴や強みは何ですか
日本には多くの不動産担保ローン業者がありますが、その中でも和旋の最大の特徴は「外国人投資家向けの融資の取扱いが多いこと」です。日本国内に法人を持ち、事業を行っている外国人であれば、永住権がなくても融資の相談が可能という点は大きな特徴です。
もちろん、日本国内の一般的な不動産担保ローン事業も手掛けていますが、外国人投資家向けの融資はニッチな市場が主力で競合が少ないことが当社の強みとなっています。そのため、無理した融資を行う必要がなく、また、金利競争に巻き込まれることなく、安定した条件で融資を提供することが可能となっています。
さらに、創業14年の実績と、銀行・証券会社・ノンバンク出身者を中心とした専門チームにより、換価性を徹底検証した不動産の担保評価、慎重なリスク管理と徹底した保全策、柔軟かつ信頼性の高い審査体制を実現しています。その結果、創業以来、一度も貸倒れを出していないという実績を誇ります。
おかげさまで既存のお客様からの紹介案件で手一杯という状況で、いまのところ新規営業を行わなくても安定した経営を続けています。
(取材班注:弊社が募集取扱いを行うファンドは、お客様の出資金額の償還及び当社がお客様に示す予想利回りが保証されるものではありません。)
オフィスの様子
なぜ外国人投資家向けの融資の取扱いが多いのでしょうか
外国人が日本で不動産を購入する際の借入れは非常に難易度が高いのが現状です。確かに、日本には外国銀行の拠点もありますし、日本の銀行や不動産担保ローン業者の中には外国人向けの融資を行っているところもあります。しかし、一定以上の金額でないと対応してもらえない、借手の属性条件が厳しすぎる、言語の壁がある、審査に時間がかかる、といった課題があり、外国人投資家にとってはスムーズな資金調達が難しいのが実情です。
そのため、多くの外国人投資家が日本の不動産市場に興味を持ちながらも、資金調達の壁に阻まれ、投資の機会を逃しているのが現状です。そこで、私たちは不動産担保ローンを通じて、外国人投資家により柔軟な資金調達を可能にする仕組みを提供しています。
今後の展望
現在は外国人投資家に強みを持っていますが、将来的には「Finance for the People」を理念に掲げ、誰もが公平に資金へアクセスできる仕組みを構築することをビジョンとしています。一人ひとりの可能性を重視した融資を通じて金融包摂を実現し、すべての人にチャンスを届けることで、金融を真に「人々のためのもの」にすることが私たちの使命です。
これからも、より柔軟かつ効率的な金融サービスを提供し、資金を求めるすべての人にとって最良のパートナーであり続けたいと考えています。
和旋株式会社:湯澤博
1985年、上海出身。メガバンク、大手証券会社での勤務を経て、2011年に和旋株式会社を設立。
中国大手ITメディアSINA Corporationより融資貢献賞を受賞し、中国吉林省・政府機関開催のフォーラムに招待され、日本青年企業家として講演。
国内の事業者だけでなく、外国人投資家からも厚い信頼を得ている。
和旋株式会社オフィシャルサイト
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