ファンド詳細
【モンゴルトゥグルグ建て】モンゴル金融事業者支援ファンド41号
【償還実績あり】
表面利回り
(年率/税引前)
8.2%
運用予定期間
約16か月
貸付通貨
投資倍率
1.111
最低投資金額/投資単位
¥10,000
当初販売目標金額
¥50,000,000
募集期間
2022/06/24 〜 2022/07/25
分配開始予定時期
2023年12月初旬
分配方法
満期一括
運用手数料
3.4% (年利換算2.6%)
担保・保証
無
当社担当者から投資家の皆様へお伝えしたいこと
・技術を通じた金融包摂をミッションとするモンゴルの金融事業者向け貸付案件
・本ファンドの資金は、主にArd Credit社の消費者向け貸付及び零細企業向け貸付拡大に充当
・ Ard Credit社は、2019年2月にモンゴル証券取引所へ上場
本ファンドでは、その最終的な投資先として、モンゴルにて、零細・中小企業ローン、消費者ローン、クレジットカード事業を展開している金融事業者であるArd Credit NBFI(以下「Ard Credit社」といいます)に対し、モンゴル通貨のトゥグルグ建てで貸付けを行います。
【モンゴルについて】
モンゴルと聞くと、多くの方が、まず「チンギス・ハーン」、「モンゴル力士」を思い浮かべるのではないでしょうか。
チンギス・ハーンは13世紀にモンゴルの騎馬民族を率いて世界人口の半分を占める史上最大の帝国を率いたモンゴルの英雄で、今なお国のシンボルとして親しまれています。そして騎馬民族のDNAを引き継いだモンゴル力士たちが、大柄な体格とタフな精神力を活かして日本の角界で大活躍しています。
モンゴルは日本の北西に位置しており、日本の約4倍の国土を有しています。どこまでも続く草原のイメージが強いかもしれませんが、実は山岳地帯も多く、日本の富士山よりも高い標高4,374mのフィティン山を擁しています。
気候は季節変動が激しく、とくに冬は「冷蔵庫は食べ物が凍らないように温めておくもの」と現地の人たちが冗談をいうほど、世界屈指の低気温になることで有名です。
モンゴル国内の人口の約半数が住んでいる首都ウランバートルは世界で最も寒い気候の首都で、気温はマイナス45度に達することもあります。
チンギス・ハーンは13世紀にモンゴルの騎馬民族を率いて世界人口の半分を占める史上最大の帝国を率いたモンゴルの英雄で、今なお国のシンボルとして親しまれています。そして騎馬民族のDNAを引き継いだモンゴル力士たちが、大柄な体格とタフな精神力を活かして日本の角界で大活躍しています。
モンゴルは日本の北西に位置しており、日本の約4倍の国土を有しています。どこまでも続く草原のイメージが強いかもしれませんが、実は山岳地帯も多く、日本の富士山よりも高い標高4,374mのフィティン山を擁しています。
気候は季節変動が激しく、とくに冬は「冷蔵庫は食べ物が凍らないように温めておくもの」と現地の人たちが冗談をいうほど、世界屈指の低気温になることで有名です。
モンゴル国内の人口の約半数が住んでいる首都ウランバートルは世界で最も寒い気候の首都で、気温はマイナス45度に達することもあります。
【モンゴルの課題】
モンゴルの主要な産業は鉱業であり、輸出品目の約7割を鉱物が占めます。
ベースメタルといわれる銅や鉄、鉛だけでなく、レアメタルも豊富で、鉱物資源の埋蔵量は世界最大級といわれています。鉱物資源価格が好調な間は、経済も上振れますが、下落した際には鉱業だけではなく製造業や輸送業界など周辺産業にも波及し、モンゴル経済全体が打撃を受けます。
また、輸出先の約7割(2020年時点)を中国が占めており、中国経済の動向がモンゴルの経済成長に直結する構造にあります。2016年には資源価格の下落と中国経済の低調のあおりを受け、モンゴル政府は国際通貨基金(IMF)に支援を要請、2017年5月より4億4千万米ドルの融資を含む3年間の支援プログラムに着手しました。このIMFによる支援開始により、高い債務水準と鉱物輸出への依存という構造的な脆弱さへの克服という課題と向き合いながら、モンゴル政府は経済の回復に努めました。その結果、2017年の実質GDP成長率は5.3%、2018年は同7.2%、2019年は同5.2%の成長となりました。
2020年におけるモンゴルの実質GDP成長率は、世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を受け、-5.4%でした。一方で、2021年は、2019年の5.2%より高い5.9%に回復することが見込まれています。財政収支につきましては、2018年に一度黒字化したものの、2019年、2020年は赤字となっています。一方、外貨準備高は継続的に増加しており、2018年は約35億ドル、2019年は約43億ドル、2020年は約45億ドルとなりました。(出典:世界銀行、JETRO)
なお、輸出が2020年に急減し、経常赤字がGDP比15-20%に増加する見通しであったことが関係し、2020年5月、ムーディーズがモンゴルのソブリン格付け(外貨建て、長期)の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げましたが、経済の回復が見込まれることから、2021年3月に「安定的」に引き上げております。その間、格付け自体はB3のまま据え置かれました。
ベースメタルといわれる銅や鉄、鉛だけでなく、レアメタルも豊富で、鉱物資源の埋蔵量は世界最大級といわれています。鉱物資源価格が好調な間は、経済も上振れますが、下落した際には鉱業だけではなく製造業や輸送業界など周辺産業にも波及し、モンゴル経済全体が打撃を受けます。
また、輸出先の約7割(2020年時点)を中国が占めており、中国経済の動向がモンゴルの経済成長に直結する構造にあります。2016年には資源価格の下落と中国経済の低調のあおりを受け、モンゴル政府は国際通貨基金(IMF)に支援を要請、2017年5月より4億4千万米ドルの融資を含む3年間の支援プログラムに着手しました。このIMFによる支援開始により、高い債務水準と鉱物輸出への依存という構造的な脆弱さへの克服という課題と向き合いながら、モンゴル政府は経済の回復に努めました。その結果、2017年の実質GDP成長率は5.3%、2018年は同7.2%、2019年は同5.2%の成長となりました。
2020年におけるモンゴルの実質GDP成長率は、世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を受け、-5.4%でした。一方で、2021年は、2019年の5.2%より高い5.9%に回復することが見込まれています。財政収支につきましては、2018年に一度黒字化したものの、2019年、2020年は赤字となっています。一方、外貨準備高は継続的に増加しており、2018年は約35億ドル、2019年は約43億ドル、2020年は約45億ドルとなりました。(出典:世界銀行、JETRO)
なお、輸出が2020年に急減し、経常赤字がGDP比15-20%に増加する見通しであったことが関係し、2020年5月、ムーディーズがモンゴルのソブリン格付け(外貨建て、長期)の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げましたが、経済の回復が見込まれることから、2021年3月に「安定的」に引き上げております。その間、格付け自体はB3のまま据え置かれました。
【Ard Credit社について】
Ard Credit社は、モンゴルの金融規制委員会から認可を受けたノンバンクで、金融持株会社であるArd Financial Groupの主要企業です。創業は2011年3月で、2019年2月にモンゴル証券取引所に上場しました。Ard Credit社のサービス運営チームは、マイクロファイナンス部門のパイオニアであり、メンバーには国内で最も成功した銀行グループの一つ(XacBank/Tenger Financial Group)の設立に携わった者もおります。
Ard Credit社は、モバイルウォレット-Ardアプリを通じて、お客様に様々な金融商品とサービスを提供しています。Ardアプリは、顧客自身の意思による申込、AIを活用した信用力調査、ブロックチェーン技術を用いて開発された独自の高頻度利用者優遇システム、電子商取引・保険商品・株取引・資金決済といった多機能サービスの提供、という4つの特徴を有しております。
そのほか、Ard Academyを通じた無料の教育プログラムの実行、新たに発生したテーマに関する国内外イベントの開催や書籍や資料の発行を通じて、顧客の金融知識の向上を図っています。
また、2020年においてArd Credit社はモンゴル中央銀行からデジタル通貨のライセンスを取得し、デジタルバンキングサービスの利便性向上を図り、並行して、Korea PostおよびArd Credit社の出資先でもあるMongol Postと提携して国際送受金サービスを開始しました。2021年からは株式投資や暗号資産(仮想通貨)投資事業にも注力しており、本業であるノンバンク事業以外からのその他利益を獲得しております。
Ard Credit社は、モバイルウォレット-Ardアプリを通じて、お客様に様々な金融商品とサービスを提供しています。Ardアプリは、顧客自身の意思による申込、AIを活用した信用力調査、ブロックチェーン技術を用いて開発された独自の高頻度利用者優遇システム、電子商取引・保険商品・株取引・資金決済といった多機能サービスの提供、という4つの特徴を有しております。
そのほか、Ard Academyを通じた無料の教育プログラムの実行、新たに発生したテーマに関する国内外イベントの開催や書籍や資料の発行を通じて、顧客の金融知識の向上を図っています。
また、2020年においてArd Credit社はモンゴル中央銀行からデジタル通貨のライセンスを取得し、デジタルバンキングサービスの利便性向上を図り、並行して、Korea PostおよびArd Credit社の出資先でもあるMongol Postと提携して国際送受金サービスを開始しました。2021年からは株式投資や暗号資産(仮想通貨)投資事業にも注力しており、本業であるノンバンク事業以外からのその他利益を獲得しております。
【ご注意:モンゴル・トゥグルグについて】
本ファンドの貸付通貨であるモンゴル・トゥグルグはモンゴル内外の経済状況の動向次第で急落するおそれがある旨十分ご留意ください。(詳細は「貸付通貨の当社ラベリング」をご参照ください。)
本ファンドの投資スキーム
本ファンドは、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がクラウドクレジット株式会社(以下「当社」といいます)のエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付けを行います。
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、モンゴルを拠点に事業を展開する金融事業者であるARD CREDIT NBFI(以下「Ard Credit社 」といいます)へ貸付けを行います。
投資家の皆様には、クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。
- グループ会社貸付金は無担保で、貸付に係る基本契約に責任財産限定条項(エストニアグループ会社の返済義務の範囲を、エストニアグループ会社が各ファンドにおいて実施した貸付の回収金等に限定する条項)が付されております。
- クラウドクレジット・ファンディングからエストニアグループ会社への貸付金利は年利11.6%です。
- エストニアグループ会社からArd Credit社 への貸付金利は年利16.0%(単利)です。
- エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
- エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。
- モンゴルにおける源泉徴収税は貸付金利に対して原則として20.0%です。
- エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
本ファンドに関する重要情報
- 当社はクラウドクレジット・ファンディングとエストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。また当社の代表取締役である杉山智行は、クラウドクレジット・ファンディングの代表社員としての当社の職務執行者およびエストニアグループ会社のDirectorをそれぞれ兼務しており、両社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。
- クラウドクレジット・ファンディング、エストニアグループ会社およびクラウドクレジット株式会社(連結ベース)の主な経営・財務指標は以下のとおりです。
- 本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
- 本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、クラウドクレジット・ファンディングが開設するファンドの種類別・号数別に開設する預金口座で分別管理を行います。
分別管理を行う預金口座について 銀行の商号 株式会社三井住友銀行 営業所の名称 日比谷支店 所在地 東京都港区西新橋1-3-1 口座名義 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 口座番号 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 - 本ファンドに関するリスクにつきましては、「ファンドのリスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。
- 出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。
- 本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由にクラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合等を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。
- 本ファンドの募集開始日現在、エストニアグループ会社には、返済の猶予を受けているクラウドクレジット・ファンディングからの他のファンドに関する貸付契約(責任財産限定条項あり)がございます。