本ファンドは、東南アジアで個人向けデジタル金融サービス事業を営むAkulakuグループへの融資を目的としたファンドです。
出資金500,000千円は金利8.00%の融資事業に充当し、融資事業を通して借手企業の資金繰りおよび経営改善に貢献します。
本ファンドのポイント
ポイント1 為替リスクは海外企業である借手が負うスキーム
本ファンドは海外事業者へ直接貸付を行いますが、円建てで運用されるファンドです。従いまして、為替リスクは海外企業である借手が負うことになります。
ポイント2 Akulaku社はインドネシア最大級のデジタル金融サービス事業者
Akulaku社は主に後払い決済サービスを提供するデジタル金融サービス事業者であり、東南アジアで4,210万人の利用者を有しています。インドネシアの後払い決済(BNPL)の市場規模は足もと流通総額は毎年20%超の水準(当社調べ)にて拡大傾向にあり、中でもAkulaku社はインドネシア国内における後払い決済市場のシェア40%程度とNo1の後払い決済事業者です。(Akulaku調べ)
ポイント3 インドネシア国内でのモニタリング体制を確立
Akulaku社について、財務資料でのモニタリングは定期的に行いますが、日本とインドネシアでは地理的に距離がありますので、現地で好ましくない風評が流れた場合に日本で活動している当社がその察知に遅れるリスクを回避するため、本ファンド募集に先立ってインドネシアに関連会社を設立し、本件のモニタリングの一部を委託することで、より迅速なモニタリング体制を実現しました。
プレスリリース:「バンカーズ・ホールディング海外事業展開を本格的に拡充へ 〜ジャカルタに子会社設立〜」
- 各事業の詳細は、「プロジェクト概要1:融資」および「投資家限定情報」をご参照ください。
- キャンペーン情報等は「本ファンドの特徴」をご確認ください。
本ファンド スキーム図
諸条件
予定利回り (年率・税引き前) |
6.00%
- 「予定利回り」は、融資事業の利息による収益から営業者報酬2.00% (年率) を差し引いた値を想定年間運用利回りとして算出しています。
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予定運用期間 |
約9ヶ月(2023年10月中旬~2024年6月下旬)
- 期限前返済により早期償還となる可能性があります。
- 途中解約はできません。
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募集金額 / 最低成立金額 |
500,000,000円
最低成立金額 : 100,000,000円
- 最低成立金額に満たない場合は、ファンド不成立となります。
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募集方式 |
先着方式
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募集期間 |
2023/09/30 17:00 ~ 2023/10/11 23:59
- 募集期間を延長しました。(更新:2023/10/10)
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出資金額 / 最低口数 |
1口 : 10,000円 / 最低口数 : 1口
- 投資可能上限口数を上回る出資申込みはできません。
- 出資金送金時の振込手数料は出資者負担です。ご登録の金融機関によっては振込手数料が収益を上回り、結果として収益がマイナスとなる場合があります。
- GMO あおぞらネット銀行ご利用時は、入金・出金ともに送金手数料は無料です。
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元本償還方法 / 収益償還方法 |
満期一括 / 最終償還時
- 償還・分配につきましては契約締結前交付書面における別添1(分配スケジュール)・別添2(弁済スケジュール)をご参照ください。
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匿名組合の営業者 |
株式会社バンカーズ 代表取締役 : 遠藤 慎一 住所 : 東京都中央区日本橋茅場町1丁目8番1号 茅場町一丁目平和ビル802
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営業者報酬(年率) |
ファンド出資額 (償還分を除く) の2.00%
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営業者の財務状況 |
2023年3月期貸借対照表・損益計算書
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出資金の管理方法 (ファンド運用の開始前) |
三井住友銀行に開設する「匿名組合事業口座」において管理します。 当社の固有財産および当社が行う本ファンド以外のファンドに係る財産と分けて管理します。
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スケジュール
募集開始 |
2023/09/30 17:00
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募集終了 |
2023/10/11 23:59
- ※募集期間を延長しました。(更新:2023/10/10)
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成立日(匿名組合契約成立日) |
2023/10/18
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借手への融資実行日 |
2023/10/18
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モニタリングレポート |
運用期間中毎月
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- 上記のスケジュールは借手の状況その他の事情により、事前の予告なく変更となる場合があります。
- ファンドにお申込いただいた出資者は、申込日プラス2営業日の23:59までに入金先口座まで申込金額をご入金ください。
- ファンド成立日が計算期間の起算日となり、最終返済日までの日数を基に、本ファンドの予定利回りを算出します。
融資事業概要
運用タイプ |
融資
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金利(年率) |
8.00%
- 金利は予定利回りとは異なります。
- 借手は、金利とは別に融資金額の1.39%(年率換算2.00%)の融資事務手数料を営業者である当社に支払います。
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融資額 |
500,000,000円
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融資予定日 |
2023/10/18
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返済予定日 |
2024/06/28
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借手 |
借手A:香港に所在するAkulaku社のグループ会社
借手B:インドネシアに所在する個人向けデジタル金融サービス事業者(Akulaku社)
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返済原資 |
Akulakuサービス利用者からのサービス利用者向け小口債権の回収金および借手の自己資金
- ただし、返済期日又は返済期日前に新たに当社が投資勧誘を行う他ファンドにおける出資金を原資として実行される借手に対する融資金による借換えが行われる場合があります。
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返済方式 |
元本期日一括払い、利息3か月毎払い
- 借手は借入金の期限前返済が可能です。期限前返済が行われた場合、借入期間の短縮により借手の利息支払額が減額され、予定利回りが下がる可能性があります。詳細は「リスク・管理態勢」をご参照ください。
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担保条件 |
あり
- 詳細はページ下部の「担保・保証」をご確認ください。
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保証 |
なし
- 詳細はページ下部の「担保・保証」をご確認ください。
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融資事業 スキーム図
・当社は借手A(香港法人)および借手B(インドネシア法人)(借手Aおよび借手Bはグループ会社の関係にあります。)に対し融資を行いますが、借手Aおよび借手Bが負う債務は連帯債務となります。
・借手Bは、インドネシアにおいて、消費者であるサービス利用者に対して、デジタル金融サービス(スマートフォンを活用した後払い決済サービスや消費者金融サービス)を提供しており、借手Aより転貸を受けた資金は、デジタル金融サービスを事業運営するにあたり必要な資金に充当されます。
・当社は融資債権の保全措置として、借手Bが保有するデジタル金融サービス利用者向け小口債権に対して、インドネシア法に基づき受託担保権(Fiduciary Security)の設定を受けます。また、デジタル金融サービス利用者からの返済金の一部の入金がなされる借手B名義の預金口座に対して、インドネシア法に基づき、質権(Pledge)の設定を受けます。更に、当社は、デジタル金融サービス利用者による借手Bへの資金移動を中継する機能を提供する資金決済業者 に保有する借手Bの取引口座に対して質権(Pledge)の設定を受けます。
・当社は、当社のグループ会社であるインドネシア法人の PT. BANKERS CROWDCREDIT INDONESIA(以下「BCI社」といいます。)に対して、融資および担保設定に係る各種契約手続き、融資期間中のモニタリング、融資債権の回収手続きの一部を委託します。
借手資金使途
借手Aを介した、デジタル金融サービス事業を営む借手Bに対する融資資金です。
リスク分析
融資先信用力
2.2
- インドネシアの個人向けデジタル金融サービス市場は拡大傾向
- インドネシアにおける後払い決済市場シェアナンバーワン事業者グループ
- CEO(創業者)の年齢は40歳で事業意欲旺盛
担保保証
2.3
- 預金口座、資金決済業者の取引口座への質権設定
- サービス利用者に対する小口債権の受託担保権設定
- サービス利用者は多数存在しリスクは分散
- 営業者のインドネシア子会社が担保のモニタリングおよび実行を担当
- 保証:なし(なお、借手Aと借手Bの負う債務は連帯債務)
融資先信用力は経営基盤・業況・財務状況・外部評価機関格付、担保・保証は保全状況および担保処分性に基づき、当社評点を算出しています。
担保・保証
担保
1. 借手Bが保有するデジタル金融サービス利用者向け小口立替債権や小口融資債権に対する受託担保権設定
2. デジタル金融サービス利用者からの返済金の一部の入金がなされる借手B名義の預金口座に対する質権設定
3. デジタル金融サービス利用者による借手Bへの資金移動を中継する機能を提供する資金決済業者に保有する借手Bの取引口座に対する質権設定
ただし、担保1については、融資額以上の額面金額の債権に受託担保権を設定しますが、担保評価額取得が困難であるため、当社では担保評価額としては0円と評価しました。 担保2については、不測の事態発生時のキャッシュフローを捕捉する目的での担保設定であるため、当社では担保評価額としては0円と評価しました。担保3については、不測の事態発生時のキャッシュフローを捕捉する目的での担保設定である点や質権設定に関する承諾書を留保する点等を鑑み、当社では担保評価額としては0円と評価しました。
- 当社の借手に対する融資債権の保全のために行う上記の措置については、本ファンド運用中に生じる状況変化に応じ、当社がお客様に対して負う誠実公正義務(金融商品取引法第36条第1項)の範囲内において、当該融資債権の保全のために最良であると当社が合理的に判断する内容及び条件へと変更する場合があります。ただし、当該変更を行う場合であっても、変更後の保全措置の内容及び条件については、変更前の保全措置の内容及び条件と同等以上の保全性を維持・確保するものとし、当該変更後速やかにお客様に対してその内容及び条件を通知します。
保証
なし
商業手形割引事業概要
本ファンドは、融資事業のみで運用するファンドとなります。商業手形割引事業は行いません。
本ファンド特有のリスク
借手A、借手Bがともに破綻した場合
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Bankers
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借手A
-
借手B
-
デジタル金融サービス利用者
借手が破綻した場合でも、デジタル金融サービス利用者からの返済が継続している場合は、当社はデジタル金融サービス利用者向け小口債権に受託担保権を設定しており、また、デジタル金融サービス利用者からの返済金の一部の入金がなされる借手B名義の預金口座やデジタル金融サービス利用者による借手Bへの資金移動を中継する機能を提供する資金決済業者に保有する借手Bの取引口座に対して質権を設定(但し、資金決済業者に保有する借手Bの取引口座に対する質権については承諾書の取得を留保)していることから、当社はデジタル金融サービス利用者からの返済金で回収可能であると考えますが、下記欄外記載の通り、元本が毀損する可能性がございます。
デジタル金融サービス利用者が破綻した場合
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Bankers
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借手A
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借手B
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デジタル金融サービス利用者
デジタル金融サービス利用者が破綻した場合でも、借手Bのデジタル金融サービス利用者との取引は小口分散されており、また、本融資はあくまで借手Aおよび借手Bに対する融資であり借手Aおよび借手Bは全財産をもって返済する義務を負っているため、借手Aもしくは借手Bが返済することができれば元本は毀損しないと考えます。
借手A、借手Bおよびデジタル金融サービス利用者が破綻した場合
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Bankers
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借手A
-
借手B
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デジタル金融サービス利用者
借手A、借手Bおよびデジタル金融サービス利用者が破綻した場合、元本が毀損する可能性がございます。なお、借手Bのデジタル金融サービス利用者との取引は小口分散がなされており、毀損するリスクは分散されております。
・借手が元利金の返済を怠った場合は、当社が設定を受けたインドネシア法に基づく担保権を実行し、これにより担保目的物のうちサービス利用者向け小口債権を当社が売却すること、ファイナンシャル・アドバイザーに担保目的物の売却活動を再委任すること、担保目的物のうち普通預金口座・資金決済業者の取引口座の資金を当社宛送金することについて、当社のグループ会社であるインドネシア法人の PT. BANKERS CROWDCREDIT INDONESIA(以下「BCI社」といいます。)に委任し、融資金の回収を図りますが、結果として、融資債権の弁済が遅延し、又は融資債権の回収を行うことが困難になる可能性があります。ただし、当社と借手との融資契約はノンリコースローン(責任財産が限定された契約)ではないため、担保権の実行のみならず、当社は借手の一般財産を対象に支払いを求めます。
・天災地変の発生、地政学上の理由又は関連諸外国における金融機関のマネーロンダリング対策上の理由等により、やむを得ず、日本と関連外国間の資金送金が適時適切になされなくなることとなった場合、一時的にBCI社がインドネシアに保有する分別管理用の銀行口座にて借手Bからの元利金の送金を受ける措置を講じることを予定しておりますが、結果として、お客様に対する出資金の償還が遅延するなど、お客様に不測の損害を与える可能性があります。
・日本及び関連諸外国において、政治経済情勢等の要因による影響を受けて本営業において想定外の費用又は損失が生ずるおそれがあります。その結果、お客様に対し出資金の全額を償還できないなど、お客様に不測の損害を与える可能性があります。
・日本及び関連諸外国の金融市場の混乱、本件に関連する当事者の事務的過誤、地震、台風、火災その他の自然災害、又は戦争、内乱、テロその他の人為的災害により、本営業の遂行に重大な支障が生じた結果、本営業の収益の減少又は費用の増大がもたらされる可能性があります。その結果、お客様に対し出資金の全額を償還できないなど、お客様に不測の損害を与える可能性があります。
当社の融資事業における債権管理態勢
当社では借手に対する継続的な与信管理のため、下記の(1)から(5)を主な対象に、毎月のモニタリングを実行する予定です。
(1)資金残高 (2)足元の業績 (3)資金使途 (4)担保の状況 (5)返済状況
モニタリング方法の詳細は、当社の合理的かつ総合的な判断により選択し、結果を管理します。
- 借手からの利払いの遅延等があった場合には、その原因を迅速に確認します。また仮に少額でも遅延が繰り返される可能性が懸念される場合は、第三者への回収依頼や、担保権の実行を含む借手との弁済交渉を開始します。さらに回収の長期化や、貸し倒れの兆候が認められる場合には、債権譲渡による回収を検討し、適切なタイミングで実行します。但し、回収方法 (回収までの期間・法定の手続によるか等) は、当社の裁量に委ねられ、借手の信用力、その他の事由を総合的に判断して、回収を猶予することがあります。
- 第三者への回収依頼や弁済交渉、債権譲渡等の回収方針などの決定は、融資審査の担当部門(融資・商品部、審査部) に加え、管理部門及び顧問弁護士による検討を経て対策案を提示し、取締役会の決議により行います。
- 当社の複数のファンドを原資として当社が同一の借手に融資を行う場合、設定する担保の選定や条件、担保権の実行等に関する判断は、当社が善良なる管理者の注意義務をもって行います。また当社の複数のファンドから当社が同一の借手の一般財産を対象に回収を実行する場合は、期限が到来している全ての融資債権を対象に等しく権利を行使し、回収結果は各ファンドを原資とする融資債権の元本額に応じて配分します。
出資者には、モニタリングに関する報告(月次モニタリング報告書)を、マイページのメッセージ(投資履歴一覧のファンド報告書等)にて毎月お知らせします。
- 借手の社名、財務情報等につきましては 「投資家限定情報」をご覧ください。
本ファンドにおけるセイムボート出資
「セイムボート出資」とは、ファンドの運用者やそのスポンサーが一般の投資者と共に同一のファンドに対して出資を行うことをいいます。本ファンドでは、当社及びその親会社その他のグループ会社によるセイムボート出資は行われません。
Bankersで取り扱うファンドの共通のリスク
下記のリスク内容と併せて、匿名組合契約約款および契約締結前交付書面の内容を必ずご確認ください。
契約に関するリスク
1. 申込の撤回(クーリングオフ)に関するリスク
ファンド出資者と当社が締結する本匿名組合契約は、金融商品取引法第37条の6に基づくクーリング・オフの規定の適用はありません。
また、当社が入金を確認した後は、出資者から申込の撤回および返金を求めることはできません。入金期限までに入金が完了しなければ、当社は申込が撤回されたものと判断し、契約を不成立にすることができます。
2. 解約・譲渡・売却に関するリスク
本匿名組合契約により出資者が取得する出資持分の権利は、契約期間中の解約・売却ができず、流動性が制限されます。
契約期間中の譲渡もできません。また、契約期間中にバンカーズ会員を退会希望される場合は、契約期間満了後の退会となります。退会希望に伴う途中解約はできません。
信用に関するリスク
1. 借手の経営状態に関するリスク
借手における経営状態・資金繰り等の悪化、さらには経営破綻等を原因に、本匿名組合契約に基づく収益の分配や元本の償還が遅延し、または履行不能となる場合、元本が毀損する可能性があります。
2. 当社の経営状態に関するリスク
営業者である当社が支払不能に陥り、破産手続、民事再生手続、会社更生手続の開始決定がなされる等の状況が生じた場合には、当社は、他の債権者との関係において、本匿名組合契約の締結による出資者のみを優先した返済に対応できません。その結果、本匿名組合契約に基づく収益の分配や元本の償還がなされず、元本が毀損する可能性があります。
その他のリスク
1. 元本・予想利回りに関するリスク
本匿名組合契約の締結により出資者が取得する出資持分の権利は、金融商品取引法第2条第2項第5号が定める有価証券とみなされる権利に該当します。この権利は、出資額を充当して当社が行う事業が収益を生じた場合に限り、出資者が収益の分配を受ける権利です。元本の償還および当社が予想する予定利回りが保証されるものではありません。
2. 期限前弁済に関するリスク
借手の事情により期限前弁済が行われ、当社が早期償還を行う場合において、実質的な利回りが予定利回りを下回る場合があります。
3. 保証・担保に関するリスク
当社が取得する融資債権を保全するために設定する保証や担保に関し、保証人の信用状態が悪化し、または経済情勢の悪化を原因に担保価値が減損することなどにより、本匿名組合契約に基づく収益の分配や元本の償還が遅延し、または実行不能となる場合、元本が毀損する可能性があります。
4. 法令・税制の変更等に関するリスク
法令または税制等の変更により、営業者である当社の業務等が制限され、または出資者に分配される収益や償還される元本の額に悪影響を及ぼす可能性があります。
5. 借手と投資者との融資に関する直接の接触に関するリスク
当社は、本匿名組合契約の営業者が行う事業につき、登録した貸金業者として融資事業 (金銭消費貸借契約による融資) を行います。出資者の元本の全部または一部は当社から借手への融資資金に充当されます。しかし、出資者と借手との間に契約関係はなく、貸金業法の規定により、借手と出資者は、直接弁済の請求その他営業者が行う融資に関する一切の接触(以下、「直接の接触」といいます)を禁止されます。借手がこの規定を遵守するべき旨は、当社と借手が締結する融資契約に記載されます。同じく、出資者の義務に関連して、以下 (1) から (6) の内容が、当社と出資者が締結する匿名組合契約に記載されます。
- 本匿名組合員は、借手または保証人との直接の接触を、厳重に禁止される。
- 借手または保証人との直接の接触により、本匿名組合員が貸金業法に違反したと判断される可能性がある。
- 本匿名組合員は、借手または保証人と直接の接触があった場合、遅滞なく、営業者に報告しなければならない。
- 借手または保証人との直接の接触による本匿名組合員の損失は、本匿名組合員の負担とする。
- 借手または保証人との直接の接触は、本匿名組合契約の解除、分配・償還の一部制限、投資口座の解約事由に該当する。
- 借手または保証人との直接の接触は、損害賠償事由に該当する。
6. 収益に関する注意事項
出資金送金の際の振込手数料は出資者のご負担となるため、ご登録の金融機関によっては振込手数料が収益を上回り、結果として収益がマイナスとなる場合があります。なお、GMO あおぞらネット銀行を利用される場合は、投資家用口座への入金および出金ともに、送金手数料は無料です。
Bankersの審査・管理態勢
融資事業
1. 審査態勢
当社融資・商品部、審査部による審査を経て、判定会議の決議により融資の可否を判断します。
2. 審査プロセス
借手等 (借手/保証人) から徴求した資料等に基づき、借手等を対象に以下 (1) ~ (10) を総合的に勘案した上で、融資金額、融資期間、金利等の条件を決定します。
- 実在性、業務遂行能力
- 財務状況
- 事業計画の妥当性
- 法令遵守状況・社会性
- 資金使途の妥当性
- 過去1年以内の資金調達状況
- 返済計画の合理性・妥当性
- 担保価値
- 借手の財務状況等を踏まえた利息条件の設定
- 当社と借手の利害関係
3. 債権回収
- 借手からの利払いの遅延等があった場合には、その原因を迅速に確認します。また仮に少額でも遅延が繰り返される可能性が懸念される場合は、第三者への回収依頼や、担保権の実行を含む借手との返済交渉を開始します。さらに回収の長期化や、貸し倒れの兆候が認められる場合には、担保権の実行による回収を適切なタイミングで実行します。ただし、回収方法(回収までの期間・法定の手続きによるか等) は、当社の裁量に委ねられ、借手の信用力、その他の事由を総合的に判断して、回収を猶予することがあります。
- 第三者への回収依頼や返済交渉、債権譲渡等の回収方針等の決定は、融資審査の担当部門 (融資・商品部、審査部)に加え、管理部門および顧問弁護士による検討を経て対策案を提示し、取締役会の決議により行います。
特徴1
経済成長著しく、今後の成長も期待できるインドネシアで事業展開している将来有望なユニコーン企業グループへの貸付
インドネシアのGDP成長率は、コロナ禍の影響を脱し、2022年には前年同期比プラス5.3%と2014年以来最高の水準となり、2023年に入っても4-6月期には同5.1%増と経済成長が続いています。また、国民の平均年齢は約29歳と若く、60年代の日本と同水準です。当時の日本のように若者の資金ニーズは高く、Akukaku社が提供するデジタル向け金融は時代にマッチした事業と言えます。その点が評価されて、Akulaku社はインドネシアでも有数なユニコーン企業(設立年数が浅く上場していないにも関わらず、企業価値の高い企業)に成長を遂げています。
特徴2
インドネシアの後払い決済マーケットは拡大傾向にあり、今後も事業拡大への期待が大きい
後払い決済サービスとは、「今買って、後で支払う」サービス(Buy Now Pay Later、略してBNPL)のことで、消費者が商品を購入する際にその場で全額支払うのではなく、一括や分割での支払いを可能とする決済手段です。 決済市場全体で見るとBNPL市場はまだまだ小規模ではあるものの、近年右肩上がりで成長しており、今後も成長が大いに期待される市場です。インドネシアのBNPL市場において、Akulaku社は取引額シェアナンバーワン企業です(Akulaku調べ)。
特徴3
現地子会社によるモニタリングと担保に裏付けられたスキームによりリスクをコントロール
日本と海外では地理的に距離があるので、債権管理においては融資後のモニタリングの重要性が増します。この点、バンカーズは、インドネシアに子会社を設立し、より効果的なモニタリングを実現しました。また、現地の法律専門家のアドバイスに基づく担保設定を行うことで、よりリスクがコントロールされた融資スキームを構築しました。
キャンペーン1
バンカーズ・クラウドクレジット グループ累計出資金額 800億円突破記念キャンペーン
「バンカーズ・クラウドクレジット グループ累計出資金額 800億円突破記念キャンペーン」では、2023年9月19日(火)から2023年10月31日(火)の間、「キャンペーン対象ファンド」への出資金額の累計に応じて最大25万円分の選べるe-GIFTをプレゼントします!
また、特典2として、対象期間中の累計出資金額に応じて抽選で豪華景品が当たる抽選イベントを開催いたします。
キャンペーン2
Bankers初めて投資キャンペーン
2023年6月30日(金)以前に募集を開始したファンドへの出資実績がなく、2023年7月1日(土)~2023年9月30日(土)までの間に募集を開始するファンドに初めて合計10万円以上ご出資いただいた方へ、選べるe-GIFT2,000円分をプレゼントする「Bankers初めて投資キャンペーン」も開催中です。
ぜひこの機会にBankersでの出資をご検討ください。