ファンド詳細
【メキシコペソ建て】メキシコ金融事業者バスケットファンド2号
【社会的インパクト重視ファンド】【SDGsファンド】
商品コード
PR_4070
予定利回り
(年率/税引前)
10.36%
運用予定期間
約13か月
募集方式
先着式
最低投資金額/投資単位
¥10,000/¥10,000
当初販売目標金額
¥30,000,000
募集期間
2025/01/10 〜 2025/02/10
分配開始予定時期
2026年3月初旬
分配方法
満期一括
運用手数料
2.7%
(満期運用時の年率換算:2.6%)
(満期運用時の年率換算:2.6%)
担保・保証
無
「ファンドのリスク」を必ずご確認ください。
担当者から投資家の皆様へお伝えしたいこと
・本ファンドはメキシコの金融事業者3社に分散投資するバスケット型のファンドです。
本ファンドでは、メキシコ合衆国南部のチアパス州を拠点にマイクロファイナンス事業を展開するAvanza Sólido, S.A. de C.V., SOFOM, E.N.R. (以下「Avanza社」といいます。)、メキシコ合衆国中部のハリスコ州を拠点に中小企業向けの金融事業を展開するGRUPO OLINX, S.A.P.I. DE C.V., SOFOM, E.N.R. (以下「Olinx社」といいます)、女性起業家向け貸付を中心に、個人および法人向けの貸付を行っている金融事業者であるSOFIPA CORPORATION, S.A.P.I. DE C.V., SOFOM, E.N.R.(以下「Sofipa社」といいます)に対し、メキシコペソ建てで貸付を行います。
【バスケットファンドとは】
本ファンドは、バンカーズグループでファンド販売実績のあるメキシコの金融事業者3社に対する貸付を1つのファンドにまとめて、その返済金を投資家の皆様に分配する仕組みの投資商品です。このように複数の投資商品を組み合わせて1つにまとめる取引手法は、果物などをバスケット(かご)に詰め合わせるイメージに見立て「バスケット取引」と呼ばれ、取引形態がファンドの場合には「バスケットファンド」と呼ばれます。貸付先を複数に分散することで、個別の貸付先に対する返済リスクを低減し、効率的に安定したリターンを得ることが期待できます。本ファンドは、ローンのポートフォリオ全体に投資する形となるため、手軽にリスク分散効果を享受できるものになります。
【Avanza社について】
Avanza社は、メキシコ南部の5つの州(チアパス州、ユカタン州、タバスコ州、ベラクルス州、カンペチェ州)に20以上の支店を構え、零細企業や個人事業主への貸付を行っています。これらの州は、メキシコの中でも特に貧困率が高い農村地域であり、低所得者層に公正な金融サービスを提供するAvanza社の取り組みは、地域の貧困解消に寄与しています。Avanza社は、2019年以降マイクロファイナンス機関に対する格付を毎年取得するなど、地域の有力事業者の評価を受けています。
本ファンドの貸付先Avanza社の取組みを動画でご紹介しております。ぜひご覧ください。
本ファンドの貸付先Avanza社の取組みを動画でご紹介しております。ぜひご覧ください。
Avanza社 11周年記念動画
Avanza社 事業紹介動画
【Olinx社について】
Olinx社は、2014年にメキシコ合衆国中部ハリスコ州で設立され、CAPEMの商号で中小企業向けの貸付事業を行っています。Olinx社は独自開発したシステム「Smart Money」を活用した顧客とのデータ連携をベースに、既存の銀行融資が行き渡らない中小企業への金融支援を行っており、また同時に財務面や経営面をサポートするアドバイザリーサービスを提供しています。これらの取り組みが評価され、中小企業支援を行うフィンテック企業として高成長を続けています。
【Sofipa社について】
Sofipa社は、メキシコ国内において8つの州(オアハカ、ゲレロ、ミチョアカン、プエブラ、グアナファト、メキシコシティ、メキシコ、モレロ)にて事業を行っており、女性の経済的地位向上を目指して女性起業家への貸付に注力する金融事業者です。不良債権比率の低減による健全な業務運営を背景にマイクロファイナンス機関の格付会社やその他主要な格付会社からも毎年一定の評価を受けていることにくわえ、社会インパクトの側面でも評価を受けています。
本ファンドの貸付先Sofipa社の取組みを動画でご紹介しております。ぜひご覧ください。
本ファンドの貸付先Sofipa社の取組みを動画でご紹介しております。ぜひご覧ください。
Sofipa社 事業紹介動画
【メキシコ合衆国について】
出典:外務省)
メキシコは北アメリカ南部に位置しており、北はアメリカ合衆国、南東はグアテマラ、ベリーズと国境を接しています。国土は日本の約5倍あり、日本とほぼ同じ約1億3,000万人の人口が暮らしています。
よく知られたメキシコ料理と言えば、トウモロコシの粉で作るトルティージャ(トルティーヤ)で具材を巻くタコスや、テキーラ酒が挙げられますが、国土の広大なメキシコでは手に入る食材が土地ごとに違うため、多様な郷土料理があります。また、ヨーロッパをはじめとする外国の文化を随所で取り入れながらも、伝統的な食文化を継承していて、2010年にはメキシコ伝統料理がユネスコ世界遺産(無形文化遺産)に登録されました。食に限らず、アステカ、マヤ、テオティワカンといった古代文明の遺跡やカリブ海の美しいビーチなど、魅力的な観光資源にも恵まれています。
メキシコのGDPは1.7兆ドルにのぼり、ラテンアメリカではブラジルに次いで第2位の規模です。産業構造を見ると、かつては石油や鉱物資源などの豊富な天然資源に頼っていましたが、現在では自動車や電子機器などの製造業が経済の中心に移ってきています。北米自由貿易協定(NAFTA)発効後は米国との貿易も盛んに行っています。
世界銀行の発表によれば、新型コロナ禍の影響を受けた2020年のGDP成長率はマイナス8.0%と歴史的な落ち込みとなりました。しかし、その翌年以降は好調な米国経済に牽引されるかたちで3~4%台のプラス成長に回復しています。
メキシコの国内経済に占める金融機関の与信活動は経済規模の割には小さく、GDPに対する国内銀行の民間部門への与信の割合がチリ、ブラジル、コロンビアなど周辺のラテンアメリカ諸国よりも低い水準にあります。そのように国内銀行の貸出余力が低いため、不足する供給資金を補うかたちで、海外からの投資やフィンテック等の新しい金融事業者が存在感を持ち、本当にお金を必要とする人や事業に資金が行き渡ることで経済の活性化が進みつつあります。
メキシコは北アメリカ南部に位置しており、北はアメリカ合衆国、南東はグアテマラ、ベリーズと国境を接しています。国土は日本の約5倍あり、日本とほぼ同じ約1億3,000万人の人口が暮らしています。
よく知られたメキシコ料理と言えば、トウモロコシの粉で作るトルティージャ(トルティーヤ)で具材を巻くタコスや、テキーラ酒が挙げられますが、国土の広大なメキシコでは手に入る食材が土地ごとに違うため、多様な郷土料理があります。また、ヨーロッパをはじめとする外国の文化を随所で取り入れながらも、伝統的な食文化を継承していて、2010年にはメキシコ伝統料理がユネスコ世界遺産(無形文化遺産)に登録されました。食に限らず、アステカ、マヤ、テオティワカンといった古代文明の遺跡やカリブ海の美しいビーチなど、魅力的な観光資源にも恵まれています。
メキシコのGDPは1.7兆ドルにのぼり、ラテンアメリカではブラジルに次いで第2位の規模です。産業構造を見ると、かつては石油や鉱物資源などの豊富な天然資源に頼っていましたが、現在では自動車や電子機器などの製造業が経済の中心に移ってきています。北米自由貿易協定(NAFTA)発効後は米国との貿易も盛んに行っています。
世界銀行の発表によれば、新型コロナ禍の影響を受けた2020年のGDP成長率はマイナス8.0%と歴史的な落ち込みとなりました。しかし、その翌年以降は好調な米国経済に牽引されるかたちで3~4%台のプラス成長に回復しています。
メキシコの国内経済に占める金融機関の与信活動は経済規模の割には小さく、GDPに対する国内銀行の民間部門への与信の割合がチリ、ブラジル、コロンビアなど周辺のラテンアメリカ諸国よりも低い水準にあります。そのように国内銀行の貸出余力が低いため、不足する供給資金を補うかたちで、海外からの投資やフィンテック等の新しい金融事業者が存在感を持ち、本当にお金を必要とする人や事業に資金が行き渡ることで経済の活性化が進みつつあります。
【ご注意:メキシコペソについて】
本ファンドの貸付通貨であるメキシコペソは、メキシコ内外の経済状況の動向等を受けて大きく価値が変動するおそれがあります。十分にご留意ください。
なお、為替変動リスクに関する説明は「ファンドのリスク」の該当箇所をご参照ください。
なお、為替変動リスクに関する説明は「ファンドのリスク」の該当箇所をご参照ください。
本ファンドの投資スキーム
本ファンドは、株式会社バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング(以下「バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングのエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付を行います。
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、 メキシコ合衆国に籍を置くAvanza社 、Olinx社 及びSofipa社へ貸付を行います。
投資家の皆様には、バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。
- グループ会社貸付金は無担保で、貸付に係る基本契約に責任財産限定条項(エストニアグループ会社の返済義務の範囲を、エストニアグループ会社が各ファンドにおいて実施した貸付の回収金等に限定する条項)が付されております。
- バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングからエストニアグループ会社への貸付金利は年利14.20%です。
- エストニアグループ会社からAvanza社への貸付金利は年利15.00% 、Olinx社への貸付金利は年利16.50%、Sofipa社への貸付金利は年利15.00%です。Avanza社、Olinx社に対しては単利、Sofipa社に対しては複利での貸付を行います。
- エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
- エストニアグループ会社がバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。
- メキシコにおける源泉徴収税は貸付利息に対して4.9%です。Avanza社およびOlinx社に対する貸付利息にかかる源泉徴収税は資金要者が負担しますが、Sofipa社についてはエストニアグループ会社が負担します。
- エストニアグループ会社が各社へメキシコペソ建てで貸付をするにあたり外国為替手数料等が発生します。
営業者・募集取扱者について
匿名組合の営業者 | 株式会社バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング ※株式会社バンカーズ・ホールディングの100%子会社 |
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募集・私募取扱業者 | 株式会社バンカーズ |
本ファンドに関する重要情報
- 株式会社バンカーズ(以下「当社」といいます)とバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングは、いずれも持株会社である株式会社バンカーズ・ホールディングを親会社に持ついわゆる兄弟会社の関係にあります。
バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングは、エストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。またバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングの取締役である持田智裕はエストニアグループ会社のManagement board memberを兼務しております。したがってバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング及び持田智裕はエストニアグループ会社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。 - バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング、エストニアグループ会社および当社の主な経営・財務指標は以下のとおりです。
- 本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
- 本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングの固有財産とは分別して適切に管理されます。
分別管理を行う預金口座について 銀行の商号 株式会社三井住友銀行 営業所の名称 日比谷支店 所在地 東京都港区西新橋1-3-1 口座名義 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 口座番号 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 - 本ファンドに関するリスクにつきましては、「ファンドのリスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。
- 出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。
- 本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付回収する事業が開始できないと判断したことを理由にバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合等を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。
- 本ファンドの募集開始日現在、エストニアグループ会社には、返済の猶予を受けているバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング(※1)からの他のファンド(※2)に関する貸付契約(責任財産限定条項あり)がございます。
※1 2024年3月以前にクラウドクレジット株式会社が販売したファンドの営業者はクラウドクレジット・ファンディング合同会社でしたが、同社は2024年9月1日付けでバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングに吸収合併されました。
※2 クラウドクレジット株式会社(※3)が2024年3月以前に販売したファンド
※3 2024年4月1日をもって、当社への吸収分割およびバンカーズ・クラウドクレジット・ファンディングへの吸収合併により消滅