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メキシコ省エネ事業支援ファンド24号

概要・リスク

本ファンドの概要

実質的な貸付先に対する貸付通貨(※1) 米ドル建て​
表面利回り(※2) 年5.4%
投資倍率(※2) 1.109倍
最低投資金額/投資単位 10,000円以上10,000円単位​
当初販売目標金額(※3) 10,000,000円
募集期間(※4) 2020年2月25日~2020年3月26日
運用期間(予定) 2020年4月~2022年4月(25ヵ月)
分配金支払い年月(予定) 2020年11月、2021年5月、2021年11月、2022年5月
分配金支払い方法 元本満期一括返済(利払いは6か月ごと)
 

※1 直近の貸付通貨の為替動向はこちらをご確認ください。

※2 表面利回りおよび投資倍率は、運用手数料<3.8%(年率換算1.8%)>を差し引いた数字となります。

   注:1)上記の運用手数料は運用開始時にご負担いただく形になります。
     2)運用益に対しては源泉徴収税が別途差し引かれます。
     3)表面利回りおよび投資倍率の詳細はこちらでご確認ください。

※3 投資家の皆様からの応募金額が少ない等によりファンドが成立しない場合があります。

※4 募集期間中に当初販売目標金額に達した時はその時点で募集を終える場合があります。

 

ファンドのリスク

実質的な貸付先その他の関係者の信用リスク

ファンドの資金は、匿名組合の営業者としてファンドを運営する当社のグループ会社からの他のグループ会社に対する貸付を経由して、最終的に海外の資金需要者(実質的な貸付先)に対する貸付債権の取得資金(貸付金または購入代金)に充てられます。
個々の事情や経済情勢等により実質的な貸付先からの返済が当初の想定通りになされなかった場合、または何らかの事情により上記のグループ会社の財政状態が悪化した場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配金の遅延などが生じるおそれがあります。

【本ファンドの場合】

<実質的な貸付先>
MGM Sustainable Energy S. de. R.L. de C.V.(メキシコ合衆国に籍を置く事業者)

<匿名組合の営業者として本ファンドを運営する当社のグループ会社>
クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)

<本ファンドからの借入金により実質的な貸付先に対する貸付けを行う当社のグループ会社>
Crowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)

 

 為替変動リスク

為替レートの変動によって分配金は増減します。​

【本ファンドの場合】​

円/米ドルの為替レートの変動​

 

 ファンドの投資スキームに関わるリスク

当社のファンドは、関係各国の法制(各国間における租税条約や税制を含む)に従い、複数の関係者における業務の連携を伴う投資スキームを基盤としています。そのため、関係国における政治経済情勢の変動や法制の変更、関係者における業務遂行の困難や不能等により投資スキームが十分に機能しなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配時期の遅延などが生じるおそれがあります。

【本ファンドの場合】

本ファンドに関係する国:日本国(当社およびクラウドクレジット・ファンディングの所在国)、エストニア共和国(エストニアグループ会社の所在国)、メキシコ合衆国(実質的な貸付先の所在国)
 

その他のリスク

その他のリスクやリスクの詳細等は同ページにある「契約締結前交付書面」に記載しております。事前に必ずご確認ください。

 

営業者・募集取扱者について

匿名組合の営業者 :クラウドクレジット・ファンディング合同会社
募集・私募取扱業者 :クラウドクレジット株式会社

※クラウドクレジット・ファンディング合同会社とはクラウドクレジット株式会社の100%子会社です

仕組み

本ファンドの投資スキーム

本ファンドは、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がクラウドクレジット株式会社(以下「当社」といいます)のエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付けを行います。​
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、メキシコ合衆国を拠点に省エネ機材リース業を営む事業者、MGM Sustainable Energy S. de. R.L. de C.V.(以下「MGM-M社」といいます)へ貸付けを行います。​
投資家の皆様には、クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。

  • エストニアグループ会社からMGM-M社への貸付金利は年利8.5%です。​
  • メキシコにおける源泉徴収税は金利の額の10.0%ですが、これは資金需要者が負担いたします。​
  • エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。​
  • エストニアグループ会社がMGM-M社に対して米ドル建てで貸付けをするにあたり外国為替手数料等が発生します。
  • エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。

本ファンドに関する重要情報

1.当社はクラウドクレジット・ファンディングとエストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。
また当社の代表取締役である杉山智行は、クラウドクレジット・ファンディングの代表社員としての当社の職務執行者およびエストニアグループ会社のDirectorをそれぞれ兼務しており、両社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。

2.クラウドクレジット・ファンディングおよびエストニアグループ会社の主な経営・財務指標は以下の通りです。

3.本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。

4.本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、クラウドクレジット・ファンディングが開設するファンドの種類別・号数別に開設する預金口座で分別管理を行います。

(分別管理を行う預金口座について)
 銀行の商号  株式会社三井住友銀行
 営業所の名称 日比谷支店
 所在地    東京都港区西新橋1 – 3 – 1
 口座名義   本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
 口座番号   本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
 ※分別管理を行う預金口座へ直接お振込みされないようご注意ください。

5.本ファンドに関するリスクにつきましては、「概要・リスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。

6.出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。

7.本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由にクラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合等を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。

貸付先情報

「メキシコ省エネ事業支援ファンド」シリーズ

 

実質的な貸付先の基本情報(※)

業者の名称 MGM Sustainable Energy S. de. R.L. de C.V.
所在地 メキシコ合衆国 メキシコシティ
Rio Mississippi 49 Floor 14, Office 1402, Col. Cuauhtemoc, Delegacion Cuauhtemoc, Mexico City, Mexico CP 06500, Mexico
事業展開している国・地域 メキシコ
(カナダ籍プライベート・エクイティ・ファンドで省エネ事業・再生可能エネルギー事業に投融資するMGM Sustainable Energy Fund(以下「MGMファンド」といいます)の傘下法人:メキシコ、コロンビア、ブラジル、パナマ、エルサルバドル、コスタリカ)
業種 省エネ機材リース業
設立年月日 2014年6月4日
(MGMファンド:2013年5月28日)
主要メンバー MGM Innova Capital Management(以下「MGMファンド運用法人」といいます)
【Founder,CEO】Marco G. Monroy
【Founder,COO】Maria Pia Iannariello
従業員数 0名(MGMファンド運用法人:10名)
ホームページ MGMファンド運用法人
http://www.mgminnovagroup.com/capital/(英語)
備考 MGMファンドは以下のような国際開発機関・政策金融機関等から出資を受けており、地球環境保全に貢献する活動を行っているファンドとして認知されています。
・米州開発銀行(IDB)設立のMultilateral Investment Fund(MIF)
・世界銀行・国連開発計画(UNDP)・国連環境計画(UNEP)を実施機関とする地球環境ファシリティ(GEF)
・欧州投資銀行(EIB)のGlobal Energy Efficiency and Renewable Energy Fund(GEEREF)
・国際協力機構(JICA)
・その他
 2018年12月31日時点の情報を掲載しております。
 

本ファンドの実質的な貸付先の事業内容

MGM Sustainable Energy S. de. R.L. de C.V.(以下「MGM-M社」といいます)は2014年6月にMGM Sustainable Energy Fund(以下「MGMファンド」といいます)のメキシコ事業法人として設立され、2015年10月よりメキシコ国内において主に消費電力量が大きくなる傾向にあるリゾートホテルに向けて省エネ機材リース業を展開しております。メキシコ国内ではリゾートホテル他の商業施設が盛んに開発されているうえ、メキシコの電気料金は長期的トレンドではほぼ一貫して上昇傾向にあるため、旺盛な需要に支えられてMGM-M社は今後より一層事業拡大することを期待されています。

MGMファンドはMGM INNOVA CAPITAL MAGEMENT(以下「MGMファンド運用法人」といいます)が管理するプライベート・エクイティ・ファンドであり、中南米・カリブ海で①地方自治体や商業施設などに対して消費電力量を削減するためのアドバイスや必要な機器のリースを行う省エネ事業、②太陽光や地熱発電などによる自家発電設備を導入する再生可能エネルギー事業へ投融資しております。

なお、MGMグループには米州開発銀行(IDB)設立のMultilateral Investment Fund(MIF)や世界銀行・国連開発計画(UNDP)・国連環境計画(UNEP)を実施機関とする地球環境ファシリティ(GEF)、欧州投資銀行(EIB)のGlobal Energy Efficiency and Renewable Energy Fund(GEEREF)、国際協力機構(JICA)など、多くの国際開発機関・政策金融機関等がその意義に賛同し、また専門的知見(※)を評価して出資しています。

※MGMグループは環境・エネルギー及び金融の専門家集団で構成され、投資案件の発掘や資金調達だけでなく、技術面の検証や運営維持・管理、顧客宛のコンサルティングまで自前で投資先に提供できることが強みになっています。

 

本ファンドの実質的な貸付先の財務情報等

直近の財務諸表等(※)

営業収益 21,714,157
税引き前当期純利益 7,901,834
総資産 32,165,942
貸出金融資産 2,891,634
総負債 8,140,370
純資産 24,025,572
未解決訴訟数 無し
その他特記事項 -

※ 2018年12月31日時点・単位:メキシコペソ・監査法人:Abraam Tavel Weitzner
2018年度のMGM-M社の単体決算を記載しております。

メッセージ

本ファンド組成にあたって投資家の皆様へお伝えしたいこと

MGMグループ・ファンド運営会社メンバーと当社投資管理部長の依田(写真左から3番目)

本ファンドの当社担当者からのメッセージ

本ファンドは、中南米地域において省エネ事業や再生可能エネルギー事業に投融資を行うMGM Sustainable Energy Fund(以下「MGMグループ」といいます)が設立し運営を行うメキシコ事業用法人・MGM Sustainable Energy S. de. R.L. de C.V.(以下「MGM-M社」といいます)に対して、クラウドクレジット・ファンディング合同会社のエストニアグループ会社(Crowdcredit Estonia OÜ)が米ドル建てで貸付を行います。

 

✔ 複数の政府や国際開発金融機関から出資を受け、北米を本拠に中南米でさまざまな省エネ事業や再生可能エネルギー事業を展開するファンド・MGMグループのメキシコ事業向け貸付案件です。
✔ MGM-M社は、中南米地域において省エネ事業や再生可能エネルギー事業に投融資を行うファンド・MGMグループから技術面及び金融面の支援を得て、現在メキシコ国内の複数のリゾートホテルに対して省エネ機材リース業を展開する企業です。
✔ 米ドル建で25ヵ月間運用し、為替の変動を勘案しない募集時表面利回りベースで5.4%の利回りです。

 

【メキシコ合衆国について】

メキシコ合衆国(以下「メキシコ」といいます)はアメリカ合衆国(以下「アメリカ」といいます)の南に位置し、日本の約5倍の面積を持つ国土に日本と同じ規模の約1億2千万人の国民が生活する国です。

国民の約9割がキリスト教(カトリック)を信仰しています。メキシコの歴史を辿れば、紀元前から16世紀までは「マヤ文明」や「アステカ文明」など複数の高度な文明が栄えて独自の文化を育みました。

16世紀前半にはエルナン・コルテス率いるスペイン軍に征服され植民地となり、この時期にキリスト教が布教されました。その後、19世紀にスペインからの独立を果たし、帝国・共和国への変遷を経て、現在の姿である合衆国に至りました。

経済面では、世界46か国と結んでいる自由貿易協定(FTA)網や、一大消費地であるアメリカをはじめとする諸外国への輸出に有利な地理、相対的に安い人件費などを梃子に世界各国からの投資の呼び込みに成功し、1980年代と1990年代に二度の通貨危機を経験しながらも堅実に成長してきました。

IMF(国際通貨基金)の統計によれば、現在ではオーストラリア(13位)や旧宗主国のスペイン(14位)に次ぐ世界第15位のGDPを有し、中南米ではブラジルに次ぐ経済規模を誇ります。

 

【メキシコの政権交代】

2018年7月1日にメキシコで大統領選挙が行われ、新興左派政党の国家再生運動(MORENA)を率いるロペス・オブラドール元メキシコ市長が、第2位候補を約30%引き離して圧勝しました。そして2018年12月に大統領に就任しています。

選挙期間中、オブラドール氏はトランプ米大統領との対等な関係を求める姿勢を強く打ち出していたこともあり、米国との摩擦の種になっている北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉や移民問題などで米国と合意できるか注目されていました。

しかし、勝利後のオブラドール氏は慎重な経済政策運営や私有財産保護を明言し、経済活動への過度な介入を否定しています。NAFTAの再交渉に関しては、2018年8月に米国とメキシコは予備的合意に至ったと報道されました。今後、対米政策も含めた、新政権の政策運営が注目されます。

 

【省エネ事業・再生可能エネルギー事業に投融資を行うファンド・MGMグループについて】

MGMグループはMGM INNOVA CAPITAL MAGEMENT(以下「MGMグループ・ファンド運営会社」といいます)が管理するプライベート・エクイティ・ファンドであり、中南米・カリブ海で①地方自治体や商業施設などに対して消費電力量を削減するためのアドバイスや必要な機器のリースを行う省エネ事業、②太陽光や地熱発電などによる自家発電設備を導入する再生可能エネルギー事業へ投融資しております。

なお、MGMグループには米州開発銀行(IDB)設立のMultilateral Investment Fund(MIF)や世界銀行・国連開発計画(UNDP)・国連環境計画(UNEP)を実施機関とする地球環境ファシリティ(GEF)、欧州投資銀行(EIB)のGlobal Energy Efficiency and Renewable Energy Fund(GEEREF)、国際協力機構(JICA)など、多くの国際開発機関および政府金融機関等がその意義に賛同し、また専門的知見(※1)を評価して出資しています。MGMグループが投資対象を選ぶ際には、投資利回りに加えて、その対象のもたらす自然的及び社会的な環境への影響も評価する「トリプル・ボトムライン」(※2)を基準とし、原則として同基準に合致するものに投資を行っています。

※1: MGMグループは、環境・エネルギー及び金融の専門家集団で構成され、投資案件の発掘や資金調達だけでなく、技術面の検証や運営維持・管理、顧客宛のコンサルティングまで自前で投資先に提供できることが強みになっています。
※2: MGMグループの投資戦略の中で、次の3つが投資採択の基準として挙げられています:①金銭的成果(目標の利回りの達成)、②社会的成果(現地中小企業の雇用創出や発展機会)、③環境的成果(消費電力節約(省エネ)と温室効果ガス排出量の削減)

 

【MGM-M社について】

MGM-M社は2014年6月にMGMグループのメキシコ事業用法人として設立され、2015年10月よりメキシコ国内において主に消費電力量が大きくなる傾向にあるリゾートホテルに向けて省エネ機材リース業を展開しております。

メキシコ国内ではリゾートホテル他の商業施設が盛んに開発されているうえ、メキシコの電気料金は長期的トレンドではほぼ一貫して上昇傾向にあるため、旺盛な需要に支えられてMGM-M社は今後より一層事業拡大することを期待されています。

 

【本ファンドの注意点】

本ファンドから貸付を受けるMGM-M社は、省エネサービスの提供先となる顧客(ホテル等)に対して、省エネ実現に必要な各種省エネ機器をリースし、そのリース料から収入を得るビジネスモデルです。このため、サービス提供先となる顧客の信用リスクを負っている旨、ご注意願います。尚、リース料収入は原則米ドル建てです。

またMGM-M社は、MGMグループから技術的および資本の提供という面で支援を得ていますが、万一業績が下振れた場合にMGMグループが信用補完を行う義務は負っていない旨、ご注意願います。

過去の運用実績

「メキシコ省エネ事業支援ファンド」シリーズ

 

【満期時運用レポート】

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【運用状況報告】

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